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写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー

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2007.01.27

ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!

【体で覚える撮影スタイル】
カメラを最も使いやすくする構え方

カメラ機材を機能面で使いこなすための方法については、よほど使用頻度の低いマニアックなテクニックを除けば、これまでに、このコーナーで解説してきた範囲だけでも、一通りは網羅できているのではないかと思います。

そこで、機械であるカメラ側の話はとりあえず横に置いて、今回はそれを操作する人間側のほうで、体を使って覚えておくと役に立つ知識について考えてみることにしましょう。

ここでは、一眼レフカメラを構えて撮影する場合を想定します。

基礎の基礎、一眼レフの構え方

一眼レフカメラの正しい構え方は、ほとんどの場合、製品の取り扱い説明書に書いてあります。初心者の方、あるいは製品の箱に入っていた説明書を読んだことがない方は、一度、該当のページを読んでみてください。

右手でカメラのグリップ部をしっかり握り、左手はレンズの鏡筒を下から包み込むようにして、両手でカメラを持つのが基本です。撮影時は、このままの状態で、カメラを顔の前に構えて、片目(原則として右目)でファインダーを覗きます。なお、一眼レフカメラでも、画面は横位置と縦位置の両方で撮影することが可能で、縦位置撮影の場合では、右手で握ったグリップ側を上にするか、下にするかで2つの構え方を選べます。

手持ち撮影の場合、原則としては、右手を下にしたほうが自然と脇が締まるので、ブレに耐えやすい姿勢になるでしょう。なお、コンパクトカメラのように、左手でカメラボディの左端を握るように持つと、レンズの付いている前側部分に重心がかかって、上下方向にブレやすくなってしまいます。特に、デジタル一眼レフでは、背面から見てレンズより左側のボディ幅が狭いので、この部分を左手でしっかりと握ることができません。

したがって、左手は必ずレンズを支えるのが、現行機種の鉄則です。

撮影時の体の姿勢

両足を軽く開く(立って撮る場合)

カメラを構えるときは、両足を肩幅程度に開いて立つようにします。両足を密着させた「気を付け」の姿勢より、このほうが安定が良くなり、手ブレ対策にもなります。

左右の足のどちらかを前に出したほうが立ちやすい方は、そのようにしても構いません。ただし、一眼レフカメラを標準的な構え方で持つと、レンズを支える左手側のほうが自然に右手より前に出るので、立ち姿勢も左足を前にしたほうが安定は良いでしょう。

しかし、実際に屋外で撮影する場合は、カメラのほかにショルダーバッグや三脚などの荷物を持っていることが多く、左足を前にする姿勢では対応しにくいケースもあるでしょうから、状況に応じて自分なりに最も撮りやすい姿勢を工夫してみてください。

片ひざを地面に付ける(座って撮る場合)

低い姿勢で、しゃがみこんで撮る場合は、ひざを地面に付けたほうがカメラも安定し、疲れたり、足がしびれてしまうこともありません。両ひざを地面に付けたほうがより安定しますが、この場合では、被写体の動きに合わせて立ち上がりたいときなどに手間取ってしまうので、片ひざだけ付いたほうが実践的です。

立って撮る場合の応用で、左足を立てひざとして前に出し、右のひざを地面に付けた姿勢のほうが、安定感は良いと思います。とは言うものの、屋外で片ひざを付けば衣服に土が付いてしまいますし、天気が悪いこともありますから、現実的には、わざわざ地面にひざを付いてまでローアングルで撮りたくない方も多いでしょう。

そこで代替的な方法として、ひざを付かずにしゃがみこんだ姿勢を選ぶのも良いですが、この場合は、両足を開いて、足の裏全体を接地したまま(体操の屈伸運動のように爪先立ちしないで)、カメラを構えると比較的安定します。

両腕の脇を締める

カメラを構えた両腕の脇が開いてしまうと、安定感が悪くなって、簡単に手ブレしたり、ブレがなくても撮った写真の水平線が傾いてしまうことがあります。その防止策として、両脇をしっかりと締めるように意識しながら、カメラを構えてみましょう。

これは、脇だけに力を入れて締めるのではなくて、両肘から二の腕を、自分の胴体の側面に引き付けるような感覚。こうすれば、カメラの重さを腕の筋力で支えるのではなく、腕を三脚のように使って、体全体で支えることができます。これなら、超望遠レンズを手持ちで使う場合でも、画面の揺れを極力抑えることができるでしょう。

あごを引く

人の顔は、鼻の位置が最も高くなっているので、カメラと自分の頭の向きが平行となる状態では、鼻先がカメラボディの背面に当たってしまいます。そこで、少しあごを引き気味にして、額の中心から地面に向かう垂線が鼻の頭と接するような感じとなるように、つまり顔を少しだけ下に向けて鼻が前に出っ張らないようにしてみましょう。これで、いくらかはファインダーに接眼しやすくなるはずです。

また、あごを引き気味にしたほうが頭が揺れにくいので、ファインダーの見た目が安定し、カメラブレも防げます。この姿勢では、やや上目遣いにファインダーを覗いているわけですが、ファインダー内のデータ表示は、通例、マット面(被写体の見える画面)の下側に出る機種がほとんどなので、データ表示は真正面に見えますから、撮りやすさとしては、これでまったく問題はありません。さらに、あごを引くことで、カメラボディの背面に鼻の脂が付いてしまうことも、ある程度は防止できます。カメラに鼻の脂が付くのが気になる方は、撮影後にティッシュペーパーなどでこまめに拭き取るか、撮影前に「あぶらとり紙」などで鼻の脂を取っておきましょう。

ファインダーの視度調整機能を使う

メガネを使っている方の場合、撮影時にはメガネを外したほうが、ファインダーに接眼しやすくなり、カメラをよりしっかりと構えることができます。

一眼レフカメラのファインダーには、使う人の視力に合わせて接眼レンズの見え方を調整できる機能、つまりカメラ内蔵型のメガネともいえる機能が付いている例が多いので、メガネの代わりにこの機能を使ったほうが、構えたときの安定感も良くなるでしょう。この機能を「視度調整」といい、詳細な操作の方法は撮り扱い説明書に書いてあります。

メガネをかけたままファインダーを覗く場合では、接眼部と自分の眼の間に、すき間が空いてしまうので、ファインダー内を画面周辺部まで十分に見渡せないことがあります。

シャッターを切る瞬間の呼吸

撮影の瞬間は息を止める

シャッターを切っているその瞬間には、自分の呼吸は止めておくのが大原則です。このようにすることで、呼吸の動きによって、カメラブレが生じることを防止できます。

なお、息は吸って止めるのではなく、空気を吸って吐いて1回の呼吸が完了したところで止めたほうが苦しくありません。レントゲンを撮るのではないので、肺をふくらませて止める必要はないのです。人間の肺は、酸素と二酸化炭素を交換するための器官ですが、空気タンクではないので、吸ったところで止めると、むしろ息苦しくなることがあります。すると、思わぬタイミングで息を吹き出してしまって、そのときの体の揺れがブレの原因となる場合もあります。

息は鼻から吸って、口から出す

シャッターを切る瞬間だけは息を止めますが、構図やピントを調節するときは、もちろん普通に呼吸していてOKです。

ただし、冬の場合は、自分の吐いた息でファインダーが結露して曇ってしまうことがあるので、これを防ぐような呼吸の仕方を実践してみましょう。カメラを構えたときのファインダーからの相対距離では、鼻よりも、口のほうが遠くなります。また、小型のデジタル一眼レフの場合は、鼻はカメラ背面に接触しますが、口はカメラの底部より下の空中に出ていることが多いでしょう。したがって、吐く息は鼻よりも口から出したほうが、舞い上がってファインダーに回る水蒸気を少なくできます。

そして、息を吸うときは鼻からゆっくり吸ったほうが、呼吸による微妙な体の動きを小さく抑えることもできます。このようにすれば、ファインダーの結露とカメラブレの両方について、同時に対処することが可能です。

撮るときはガムをかまない

写真撮影は屋外で歩きながら行うことが多いので、ガムをかんだり、アメをなめたりしながら撮ることもあると思います。ガムやアメそのものは構わないのですが、シャッターを切る瞬間は、ガムなどをかむ口の動きも一時的に止めたほうが賢明です。

かんでいる最中のガムなどは、しっかり歯でかみ締めて固定。これなら、口の動きが原因でカメラブレすることはありません。ちなみに、呼吸するとき鼻から吸うようにすれば、こうしてガムを歯で一時的に固定するのも簡単です。

自分なりのベストな構え方を工夫しよう

カメラの構え方に関する基本としては、だいたい以上のような感じになると思います。しかし、人それぞれに、使うカメラの機種や取り付けるレンズ、そして撮りたい被写体も違いますし、体格や手の大きさも違いますから、これだけが従うべき規則のすべてだとは思わずに、いろいろと持ち方をアレンジして、自分なりの撮りやすい姿勢を探してみてください。

自分の体に合った最も撮りやすい姿勢を知っているだけでも、より手ブレを抑えることが容易になり、また長時間にわたって撮影する場合でも疲れにくくなります。

 
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