【豪華な屋台と3000人もの踊りパレード】
岩手県江刺市・江刺甚句まつり

＊主なスケジュール

5月3日　宵まつり
12:30～13:30　音楽パレード（おまつり広場）
13:30～15:00　子供甚句踊りパレード（市街地）
15:00～16:30　歴代連オリジナル披露（おまつり広場）
16:30～17:15　歴代連甚句踊りパレード
19:00～21:00　42歳年祝連 江陽会・25歳年祝連 舞勇陣合同提供イベント（おまつり広場）「心・響・祭・源（心に響く祭りの源点）」鬼剣舞・さんさ踊り・鹿踊など
5月4日
08:00～16:30　25歳年祝連 舞勇陣・42歳祝連 江陽会 及び町内屋台の巡演
09:30～11:00　江刺市三味線同好会・江刺市民謡保存会（おまつり広場）
11:30～13:00　江刺市太鼓連合会公演（おまつり広場）
13:00～14:30　42歳・25歳合同提供イベント　江刺華舞斗、ザ・クワガタ踊り披露
13:30～ 江豊神輿渡御
15:00～ 江刺百鹿大群舞・礼庭披露（市街地）
15:30～16:30　屋台合同運行（市街地）
17:15～ 江刺甚句大パレード（市街地）
19:45～ フィナーレ（おまつり広場）

これらの郷土芸能の伝承に当たっては、各団体の保存会が中心になって後継者の育成や装束の更新などが行われています。また、市内すべての小中学校が伝統芸能の伝承学習に取り組んでいるほどの熱の入れようで、町全体が郷土芸能で彩られています。

見どころ、撮影どころは、3日夜に行われる「心・響・祭・源」でしょう。迫力ある踊りを展開されます。

4日午後に行われる「百鹿大群舞」は、年に2回しか公演しない貴重なもの。そして、フィナーレの「江刺甚句大パレード」は、市中心部を豪華絢爛な屋台と3000人もの踊り手が一体となりパレードを展開します。

この江刺甚句まつりは、300年の歴史をもつ「岩谷堂火防祭」を、市民総参加のまつりに 改めたものです。

江刺市には奥州藤原4代の物語と平安時代の往時を偲ばせるテーマパーク「えさし藤原の郷」があります。東北古代の城柵から藤原清衡らの居館であった豊田館をはじめ奥州藤原氏の政庁・柳之御所、秀衡の居館・伽羅御所、そして黄金文化を象徴する金色堂などが壮大華麗に本格再現されていますので、被写体にしても楽しそうです。

また、蔵を生かした街づくりが推進され、重厚な漆くいの壁に黒々と光るかわら屋根。古くから北上川の水運に支えられ、市街地には、今でも百棟余りの土蔵が残されています。

［交通アクセス］
東北新幹線 水沢江刺駅（車で約15分）
［問合せ］
江刺市観光協会　0197-35-2111
写真・資料提供：江刺市役所