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365日フォトコンテスト|2015秋冬|結果発表トップタイトル
たくさんのご応募ありがとうございました。ここに審査結果を発表させていただきます。

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腕自慢コース

「風景」

総評:近年のデジタルカメラは性能が良くなり、新しい機材ならではの夜景や夕景などの作品が多かったです。これまで見たことがなかったような風景に感心して拝見しました。おそらく寒空の中で苦労して撮っただろうという作品もあり気合が伝わって来ます。まだまだプリントで損をしている方も多く見受けられますが全体的にはレベルが上がってきており、撮影時の気持ちの高まりが大きなプリントから伝わって来て、楽しい審査になりました。やはり写真はプリントをすることで撮影者の気持ちを伝えることが大事です。撮影時の技術だけじゃなく、感動を伝えられるような適切なプリントを心がけていただきたいと思います。

三好和義 氏 審 査 員
三好和義 氏

みよし かずよし/1958年、徳島県生まれ。1981年東海大学卒業。13歳の時沖縄を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、ヒマラヤ、サハラなど世界各地で「楽園」をテーマに撮影を続けている。高校時代に当時最年少で個展を開催。また27歳の時「RAKUEN」で木村伊兵衛写真賞を受賞。これも当時最年少だった。NYジョージ・イーストマンハウス国際写真博物館に作品が永久保存されている。2004年藤本四八写真文化賞を受賞。2009年には豪華写真集「京都の御所と離宮」を発表。最新刊は「世界遺産 小笠原」。三好和義公式サイト http://www.rakuen344.jp

グランプリ1名:賞金30万円と楯写真をクリックすると拡大表示

腕自慢風景グランプリ
「紅葉の窓の向こうに」
岡本芳隆 (神奈川県横須賀市) 横須賀/イオン横須賀久里浜店

寸評:紅葉しているもみじの大きな木を窓に見立てて、その先に富士山が見えるスケール感溢れる作品です。半逆光で透明感のある真っ赤なもみじと、晴れ渡った青空の中に見える富士山を絵画的な構図で美しく象徴的にまとめ、見る人にここに行ってみたいと思わせる華やかな作品になりました。見れば見るほど奥行き感を感じる雅な1枚です。

「人」

総評:このフォトコンテストは全国が対象ですので、それぞれの地域によって特色があるのが興味深かったです。あるところではジャンプしている写真が多かったり、場所によっては祭りが多かったりと、地域ごとの競い合いみたいなものが感じられました。カメラの性能が良くなったおかげで、誰でも失敗なく撮影できる時代になりました。簡単に及第点の写真が撮れる中で頭角を現すためには、撮影者の感動が画面から伝わってくるか否かが大きな分かれ目です。ぜひ被写体に感動を感じてからシャッターを切る、ということを心がけてください。

田沼武能 氏 審 査 員
田沼武能 氏

たぬま たけよし/1929年、東京・浅草生まれ。'49年、東京写真工業専門学校卒。サンニュース・フォトス入社、木村伊兵衛氏に師事する。'51年「芸術新潮」嘱託、'65年タイム・ライフ社と契約。'72年、フリーランスとなる。モービル児童文化賞('79年)・菊池 寛賞('85年)受賞。'90年には紫綬褒章を受章。2003年文化功労者を顕彰する。現在、(社)日本写真家協会会長、東京工芸大学芸術学部名誉教授、全日本写真連盟会長。

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腕自慢人グランプリ
「祭り化粧」
太田和子(高知県香南市) 高知/高須店

寸評:少女でしょうか、白塗りの顔の両頬に真っ赤な日の丸を描いています。日本の民俗芸能を象徴するかのような祭り化粧が、シンプルな背景に浮かび上がりインパクトがあります。また頭を押さえている大人の大きな手が、この後の祭りの状況を予感させます。極めて日本的な象徴をうまくとらえた素晴らしい作品です。

「自由」

総評:皆さん絵作りがうまくなってきたと感じました。過去の受賞作から学んで、よく考え自分なりの工夫を盛り込んで1枚の作品を作り上げています。今までにないアングルのものや、最近ではカメラのアートフィルター機能をうまく使っている作品も増えました。特に中国・四国・九州地方の応募者の作品に気合を感じました。またお店でのプリントも年々質が上がってきて中間調がよく出るようになり、皆さんの写真にもそれが活かされてきています。そうした作品はやはり目を引きます。インクジェットプリンターも良くなってきていますが、お店のプリントにはまだ敵いませんね。

吉村和敏 氏 審 査 員
吉村和敏 氏

よしむら かずとし/1967年、長野県松本市生まれ。高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビューする。以後、1年のうち約半年を欧米各国のカントリーサイドで生活し、旺盛な撮影活動を行っている。絵心ある構図で、光や影を繊細に捕らえた叙情的な作品は人気が高く、個展には日本全国から数多くのファンが足を運ぶ。2003年カナダメディア賞大賞受賞、2007年写真協会賞新人賞受賞。

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腕自慢自由グランプリ
「いってらっしゃい」
加藤克己(福岡県久留米市) 久留米/合川店

寸評:このコンテストの審査を続けてきて、久々にあっと驚くような作品でした。構図や露出、ピントなど撮影技術は文句のつけようがありません。よく被写体を見つめ、繊細に絵作りをしているのを感じます。そして子供たちや先生のポーズ、表情にそれぞれ物語があり、いま注目の豪華列車が地元の人々の応援を受けて九州の大地を走っていることが伝わって来ました。

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