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2014 vol.12 秋山庄太郎記念「花」写真コンテスト2014入賞作品発表!! 応募総数約3,078点

写真家秋山庄太郎のライフワーク「花」。図鑑的な植物写真ではなく、写真芸術としてとらえ続けました。「美しい花をより美しく撮る」。それが、秋山庄太郎の花写真の原点です。秋山庄太郎創始による、「『花』写真コンテスト」は、2002年の第1回から数え、12回目を迎えました。「写真芸術の振興」と「福祉支援」、コンテストの志は、今も受け継がれています。

「連脈」中山智子(神奈川県)グランプリ

※敬称は略させていただきました。

特選

「鶏顔のポピー」金子洋祐(群馬県)
「鶏顔のポピー」
金子洋祐(群馬県)
「さわやかな目覚め」舘 弘美(東京都)
「さわやかな目覚め」
舘 弘美(東京都)
「晩夏の輝き」大川裕二(東京都)
「晩夏の輝き」
大川裕二(東京都)
「花だより」植木 勤(長野県)
「花だより」
植木 勤(長野県)
「旅の癒し」古谷 徹(長野県)
「旅の癒し」
古谷 徹(長野県)
「花束」菅波 繁(富山県)
「花束」
菅波 繁(富山県)
「早春の足音」浅田 千代子(高知県)
「早春の足音」
浅田 千代子(高知県)
「百日紅の朝」清家道子(福岡県)
「百日紅の朝」
清家道子(福岡県)
「華麗」佐藤信弘(福岡県)
「華麗」
佐藤信弘(福岡県)

準特選

「お手手つないで。」竹花信一(岩手県)
「お手手つないで。」
竹花信一(岩手県)
「咲き誇る」渡邊興次(宮城県)
「咲き誇る」
渡邊興次(宮城県)
「月夜の梅見」藤定早苗(茨城県)
「月夜の梅見」
藤定早苗(茨城県)
「ご挨拶」丸森勝造(茨城県)
「ご挨拶」
丸森勝造(茨城県)
「森の匂香」田宮 与四郎(栃木県)
「森の匂香」
田宮 与四郎(栃木県)
「フェイス」河又昭男(栃木県)
「フェイス」
河又昭男(栃木県)
「抱かれて」吉村 洋(埼玉県)
「抱かれて」
吉村 洋(埼玉県)
「窓辺の春」佐久間 俊雄(埼玉県)
「窓辺の春」
佐久間 俊雄(埼玉県)
「世界に一つだけの花」幕田範之(千葉県)
「世界に一つだけの花」
幕田範之(千葉県)
「花水木」堀越龍雄(千葉県)
「花水木」
堀越龍雄(千葉県)
「雨音が聞こえる」田所俊一(東京都)
「雨音が聞こえる」
田所俊一(東京都)
「木陰の花」青木幸子(東京都)
「木陰の花」
青木幸子(東京都)
「キバナノコギリソウ」小泉 りえこ(東京都)
「キバナノコギリソウ」
小泉 りえこ(東京都)
「日暮れ」市川龍子(東京都)
「日暮れ」
市川龍子(東京都)
「桜色」今関弘明(東京都)
「桜色」
今関弘明(東京都)
「春を求めて」鈴木幹久(東京都)
「春を求めて」
鈴木幹久(東京都)
「乙女の如き」谷口 晃(神奈川県)
「乙女の如き」
谷口 晃(神奈川県)
「舞い、再び」深須絵理(神奈川県)
「舞い、再び」
深須絵理(神奈川県)
「凜として咲く」内藤健一(神奈川県)
「凜として咲く」
内藤健一(神奈川県)
「大藤絵巻」坂巻 富志子(神奈川県)
「大藤絵巻」
坂巻 富志子(神奈川県)
「合唱」井上悦明(神奈川県)
「合唱」
井上悦明(神奈川県)
「落葉とのコラボレーション」藤原正人(長野県)
「落葉とのコラボレーション」
藤原正人(長野県)
「アジサイの花」坂詰 金治郎(新潟県)
「アジサイの花」
坂詰 金治郎(新潟県)
「ヒマワリ」中村正樹(新潟県)
「ヒマワリ」
中村正樹(新潟県)
「仲間入り」古木三郎(新潟県)
「仲間入り」
古木三郎(新潟県)
「息吹」大石 ちひろ(静岡県)
「息吹」
大石 ちひろ(静岡県)
「威厳(イゲン)」加田 美登四(大阪府)
「威厳(イゲン)」
加田 美登四(大阪府)
「飛ぶサギ草」米田 紘(兵庫県)
「飛ぶサギ草」
米田 紘(兵庫県)
「ダンサー」中野悦子(兵庫県)
「ダンサー」
中野悦子(兵庫県)
「Spring has come!」松田夕香(兵庫県)
「Spring has come!」
松田夕香(兵庫県)
「水中花」加藤誠司(兵庫県)
「水中花」
加藤誠司(兵庫県)
「高嶺の花」五百蔵 実(岡山県)
「高嶺の花」
五百蔵 実(岡山県)
「森に咲く」青木リツ(広島県)
「森に咲く」
青木リツ(広島県)
「青に浮かぶ」西山 恵(香川県)
「青に浮かぶ」
西山 恵(香川県)
「赤と黒」菅 玲子(愛媛県)
「赤と黒」
菅 玲子(愛媛県)
「アケビの花」雪本信彰(高知県)
「アケビの花」
雪本信彰(高知県)
「クレマチス一家」伊東映子(福岡県)
「クレマチス一家」
伊東映子(福岡県)
「屏風絵(山法師)」西田佳記(長崎県)
「屏風絵(山法師)」
西田佳記(長崎県)
「喜びの詩」江口 誠(熊本県)
「喜びの詩」
江口 誠(熊本県)
「カーブミラー」後藤秀彦(大分県)
「カーブミラー」
後藤秀彦(大分県)

入選

「ひそやかに」佐野ミヨ(北海道)
「ひそやかに」
佐野ミヨ(北海道)
「踊るアマリリス」吉田 ゆみ子(岩手県)
「踊るアマリリス」
吉田 ゆみ子(岩手県)
「夜露の輝き」津田 攻治郎(宮城県)
「夜露の輝き」
津田 攻治郎(宮城県)
「競演」井上利明(福島県)
「競演」
井上利明(福島県)
「飛翔」長野間 宏(茨城県)
「飛翔」
長野間 宏(茨城県)
「天使(てんし)の滴(しずく)」佐藤重昭(栃木県)
「天使(てんし)の滴(しずく)」
佐藤重昭(栃木県)
「頬を染めて」原 由美子(群馬県)
「頬を染めて」
原 由美子(群馬県)
「プリマドンナ」植田良一(埼玉県)
「プリマドンナ」
植田良一(埼玉県)
「夜秋桜」中條陽葵(埼玉県)
「夜秋桜」
中條陽葵(埼玉県)
「寄り添って」植松 護(千葉県)
「寄り添って」
植松 護(千葉県)
「寒さに負けず」小杉 健次郎(千葉県)
「寒さに負けず」
小杉 健次郎(千葉県)
「空いっぱいに」北川浩司(千葉県)
「空いっぱいに」
北川浩司(千葉県)
「廃線に咲く」松山永德(東京都)
「廃線に咲く」
松山永德(東京都)
「お手伝い」垂 秀夫(東京都)
「お手伝い」
垂 秀夫(東京都)
「実る頃(夏)」畑元詔一(東京都)
「実る頃(夏)」
畑元詔一(東京都)
「乙女の恋心」山田信一(東京都)
「乙女の恋心」
山田信一(東京都)
「100本のバラ」茂内康平(神奈川県)
「100本のバラ」
茂内康平(神奈川県)
「麗雅」市川禎宏(神奈川県)
「麗雅」
市川禎宏(神奈川県)
「森の妖精」佐藤教子(神奈川県)
「森の妖精」
佐藤教子(神奈川県)
「ブルーの風渡(カゼワタ)る」池田満邦(神奈川県)
「ブルーの風渡(カゼワタ)る」
池田満邦(神奈川県)
「コスモスとナミナエシ」岩垂 誠(長野県)
「コスモスとナミナエシ」
岩垂 誠(長野県)
「凛と咲く」矢﨑政安(長野県)
「凛と咲く」
矢﨑政安(長野県)
「おしくらまんじゅう」伊東千絵(長野県)
「おしくらまんじゅう」
伊東千絵(長野県)
「足利の藤棚」本間政行(新潟県)
「足利の藤棚」
本間政行(新潟県)
「晩夏(ばんか)に咲(さ)く」風間 ヤヨエ(新潟県)
「晩夏(ばんか)に咲(さ)く」
風間 ヤヨエ(新潟県)
「TWINS」牧野邦男(石川県)
「TWINS」
牧野邦男(石川県)
「春雪に耐えて」山口義文(岐阜県)
「春雪に耐えて」
山口義文(岐阜県)
「朝の輝き」伊藤昭雄(静岡県)
「朝の輝き」
伊藤昭雄(静岡県)
「夏」中村 功(静岡県)
「夏」
中村 功(静岡県)
「水の流れにおまかせ」佐藤準一(愛知県)
「水の流れにおまかせ」
佐藤準一(愛知県)
「朝日を浴びて」中村昭夫(三重県)
「朝日を浴びて」
中村昭夫(三重県)
「かがやきひとつ」宮﨑秀翠(三重県)
「かがやきひとつ」
宮﨑秀翠(三重県)
「水面に咲く」平野誠治(京都府)
「水面に咲く」
平野誠治(京都府)
「変身」今井幸雄(大阪府)
「変身」
今井幸雄(大阪府)
「春爛漫」坂本昭雄(大阪府)
「春爛漫」
坂本昭雄(大阪府)
「秘めた想い」長岡 曉(大阪府)
「秘めた想い」
長岡 曉(大阪府)
「時間を止めて」河本憲吾(大阪府)
「時間を止めて」
河本憲吾(大阪府)
「夕暮れの貴婦人」吉田善和(奈良県)
「夕暮れの貴婦人」
吉田善和(奈良県)
「私見頃よ」山縣直幸(広島県)
「私見頃よ」
山縣直幸(広島県)
「ガハハハ」渡橋博美(広島県)
「ガハハハ」
渡橋博美(広島県)
「静寂」倉見 千恵子(広島県)
「静寂」
倉見 千恵子(広島県)
「清楚」関谷芳治(山口県)
「清楚」
関谷芳治(山口県)
「水面(みなも)に映える」川崎 美智夫(徳島県)
「水面(みなも)に映える」
川崎 美智夫(徳島県)
「春彩」篠原修三(香川県)
「春彩」
篠原修三(香川県)
「バラ」塩見 基(香川県)
「バラ」
塩見 基(香川県)
「凛(りん)として」丸山徳子(福岡県)
「凛(りん)として」
丸山徳子(福岡県)
「惑星コスモス」西澤和樹(福岡県)
「惑星コスモス」
西澤和樹(福岡県)
「旅立ち」渕上久男(長崎県)
「旅立ち」
渕上久男(長崎県)
「揺らいで」藤原公麿(大分県)
「揺らいで」
藤原公麿(大分県)
「閃光(せんこう)」佐土原 敏明(鹿児島県)
「閃光(せんこう)」
佐土原 敏明(鹿児島県)


総評:花の思いを写真に込めて

審査員 丹地敏明 氏
総評 締め切り間際に泥縄で撮るのではなく、一年間、色んな花を見つけ出し、花を大切にしながら撮ってほしいと感じました。最近、珍しい花がいっぱい出て来てると思うんですね。新しい花を是非撮って欲しい。自分らしさというのは、そういう所に求めていけるんじゃないかな。ドラマチックな要素を盛り込んだ写真を楽しんで撮って貰いたいと思います。グランプリ、これは見事。僕には撮れないな、と思いました。フレーミングをきちっとしていて、縦位置にしてみるとまた違う。写真の光と影を上手く使い込んでいて、立体的に見せ、アーティスティックな感じがとても良いですね。2つの花が重なり合ってるのも非常に人間っぽく、そこにドラマがありそうな感じを受けました。
たんじ としあき/1936年広島県福山市生まれ。1963年山田書院写真部を経てフリーランスとなる。国内外ともに旅にまつわる取材が多く、風景・生活・民芸・工芸など撮影対象は多岐にわたる。第21回全国カレンダー展で通産大臣賞受賞。「西表国立公園郵便切手」「小笠原国立公園郵便切手」の原写真撮影者。出版物に丹地敏明写真集『沖縄』(主婦と生活社)、写真集+ CD-EXTRA『水の調べ・An Enchanting Melody of Water』(DDN)、「美しい日本・四季の名景」(日本写真企画)など多数。「美しい日本の歴史的風土100選」選定委員(平成19年)、日本写真家協会会員、日本写真協会会員、日本風景写真協会名誉会員。 審査員 鈴木理策 氏
総評 全体の印象からすると、花の種類が前の方が圧倒的に多かった。似た花が多かったかな、というのが一つです。後は、撮り方が乱暴なものが多かったですね。
選ばれている作品は、撮影している時に対象とのやりとりやその場にいる印象が残る、写真から伝わってくるものが残っている。そうでないものは、その都度全部違う花・時間・場所だったりする訳だから、もう少し丁寧に向き合うべきだと思いました。
グランプリは、質感と、形で違うものに持っていこう、という作者の意図があって、それがやりすぎていない。その辺の加減が上手だったと思います。他の人達との対象との関わり方が異質な印象を受け、すごく目を引きました。
すずき りさく/1963年和歌山県新宮市生まれ。1990年初個展。時間や記憶、場所の気配など、視覚に収まらない感覚を主題とする作品を発表。写真集に『White』(edition nord,2012年)、『熊野、雪、桜』(淡交社, 2007年)等。 受賞歴:第25回木村伊兵衛写真賞(2000年)、第22回東川賞・国内作家賞、平成18年度和歌山県文化奨励賞(共に2006年)、写真協会年度賞(2008年)。 作品収蔵先:東京国立近代美術館、東京都写真美術館、川崎市市民ミュージアム、青森県立美術館、ヒューストン美術館(Texas,USA)、国際写真センター(NY,USA)、プリンストン大学美術館(New Jersey,USA)等。 審査員 上野正人 氏
総評 グランプリ作品は、非常に個性的で、芸術性の高い作品です。誰でも撮れるものではないと思います。応募された作品全体としては、締め切り間近になって撮られた方が多いせいか、被写体が特定の花に偏る傾向がありました。花というテーマは、多種多様な楽しみ方があると思います。例えば植物園の温室ならば季節や天候をあまり気にしないで撮れるでしょうし、花屋さんで好みの花を買って来て自宅でアレンジするのも良いでしょう。それを探し出すのも花撮影の楽しみの一つだと思います。そしてすてきな作品は、ストーリーやドラマを感じさせてくれます。観る側に写真が何かを語りかけてくるのです。上位にはそういう要素を持った作品が多いと思います。
うえの まさと/1954年東京都大田区に生まれる。法政大学法学部法律学科卒業、同文学部博物館学芸員課程修了。出版社編集部勤務後、フリーエディターとして企画編集、取材、執筆に従事する一方、学芸員として展覧会の企画、障がい者が働ける美術館設立、養護学校で写真の授業等に携わる。2002年、『第1回秋山庄太郎「花」写真コンテスト』を岳父秋山庄太郎らと創設し、審査や運営に携わってきた。秋山没後、秋山庄太郎写真芸術館の設立と運営、各地での秋山庄太郎展や講演、秋山の遺志でもあった写真芸術と社会福祉の支援活動等を行なっている。編著に『科学からのメッセージ/カラーフィルム』、『写真家 秋山庄太郎』、『ボタニカルアートの輝き』など多数。秋山庄太郎写真芸術館館長、株式会社秋山庄太郎事務所代表取締役、秋山庄太郎写真芸術協会会員、日本写真協会会員、全日本博物館学会会員。


主催:秋山庄太郎「花」写真コンテスト実行委員会 協賛:秋山庄太郎写真芸術館、カメラのキタムラ 後援:NPO法人 フォトカルチャー倶楽部 お問い合わせ:050-3116-8888(キタムラなんでも相談室)

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