「サルダンゴ」大木本昇(香川県高松市)
寸評/日だまりに体を寄せ合った野猿たちの表情が逆光線の中に浮かび上がり、最前列の猿の視線がカメラ目線になっているために、威圧感を感じさせますが、乳首をくわえた小猿の視線がその雰囲気を和らげています。また、背後の猿たちの配列がよく、背伸びしながら俺も写してくれよといっているようで、一枚の写真の中に見る人によって様々なドラマを感じさせるところが素晴らしいと思いました。



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