「月夜幽響」
日比野義孝(愛知県春日井市)
寸評/
中判カメラをうまく使って、月光に照らされている滝の幻想的な風景を印象的に撮った作品です。この撮影ポイントへ行くのも大変な道のりです。テクニックに関してもかなりの高水準に達している写真だと思います。
ひびのよしたか/1952年生まれ。写真を撮り始めたのは、途中10年近くのブランクがあるものの約30年前から。過去にもカメラのキタムラ主催のフォトコンテストで入賞歴4回。また、他のコンテストでもグランプリを受賞するなどの実力派。普段から自然風景写真を中心に撮影。今回は滝を幻想的に表現するために夜間撮影に何度もチャレンジ。月に照らされた滝に霧もかかり、イメージ通りの作品になりました。