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「遊泳中」
橋本 秀夫さん(福岡県中間市)

寸評 夏の暑さや、水を浴びた時の冷たさなどが見ている側にも感じられ、画面もよく整理された作品です。
きれいな小川の中に浸り、強い日差しを浴びながら青空を見ている二人の女の子の
自然を体全体で感じている様子がよくとられています。



―どこで撮られたのですか
  福岡県でも大分との県境に近い肥木町で産業祭があり、そのときのスナップです。

―作品のねらいは・・・
  小川で子供たちが騒ぎながら飛び込んだり、水をかけあったり、フッと遠い昔「自分もあのように
  遊んだナー」と、郷愁がよぎりました。そんなところに女子の二人が自然な形で水に乗っているような
  イメージがやってきた。稲がバックにあって気取りのない姿が気に入って撮影しました。

―いつもはどのような写真を撮っておられるのですか。
  嬉しいときにはお互いに喜び合える、人と人との情が通えあえる写真を撮りたいと思っています。
  子供とは素直にうちとけられることもあって、結果として子供の写真が多くあります。
  風景や自然も撮りますが、いつもは人の内面的なものを追及しているのですが、なかなか難しいですね。


◎カメラ=キヤノンEOS620
◎レンズ=ズーム28〜105mm(写真は35〜50mmの間)
◎露出=絞り優先(写真はF8〜11、シャッタースピード1/250秒程度)
◎カラーフィルム=ISO400




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